お魚ディープ・インパクト!
馬が大好きな魚屋の店長の日記です。お魚に関する深い情報やお役立ち情報をお伝えします。もしかしたら衝撃が走るかも?
お月様と漁!
前回は月の満ち欠けと潮の満ち干きの関係について書きました。
では潮の満ち干きが漁に及ぼす影響とは?

前回書いたように、大潮の時は潮が満ちた時と、ひいた時の差が4メートルを超える時もあります。それが約6時間で行われるわけです。つまりあれほど大量の海の水が全部一緒に移動しているわけですので、海の中ではものすごい流れが発生します。
大げさに解りやすくいうと、海の中で台風が吹いてる感じですね!

海の中の地形によって流れの速さはと異なりますが、そこに住む魚たちも、その影響を大きく受けます。
(沿岸の小魚たちは特に影響大です)
魚達も各々流れを受けにくい岩場や海底、海溝などに避難します。
漁師さんが一般的に行う延縄漁や網漁法などは岩場や海溝には仕掛けにくいので、当然魚も取れにくくなります。
大量に魚を獲ることが出来る網漁法がその影響を多く受けるため、獲れる魚の量も一般的に少なくなるという訳です。

その地方の地形、魚種、漁法によって大きく違いますが、一般的に大潮のときは魚は少ないといえます。
(流し網系統の漁法など、大潮の時が有利な漁法もたくさん存在します)

逆に小潮の時は、潮の流れが緩やかなので、魚ものびのびと泳げるので、比較的獲れやすいということになります。

このように、海の中では一日中絶えず変化が起こっています。そしてその変化は毎日違います。
漁師さんたちは、その海の中の変化を日々読み取って仕事をしています。
そこの地形、潮の種類、魚の活動時間、それを計算して魚が一番獲れるベストの方法を選ぶわけです。
やみ雲に漁に出るのは経費の無駄です。
魚が獲れるベストの条件の時は、荒波で危険な時でも漁にでます。

今は、魚群探知機やGPSなど便利な機器もありますが、それでも漁師さんたちは、魚をとるため長年の経験と勘を武器に厳しい自然と、命がけで向かい合っています。

そうやって苦労してとってきた魚だからこそ、私たちも大事に扱わないといけないし、皆さんにおいしく食べていただけたら幸せだなと願っております。


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お月様と潮の干満!
今回は漁師さんとお月様の関係についてです。

意味深にお月様と書いてしまいましたが、要はお月様が、潮の満ち干きに関係があるということです。
この潮の干満(かんまん)が主に沿岸漁業では特に重要なんです。

潮の干満は、月の引力によるもので、満月と新月の時には大潮(おおしお)と言って、潮の満ち干きの差が激しくなります(干潮と満潮の差が4メートル!を超える時もあります)。

その反対で干満の差があまりない時を小潮(こしお)といいます。
(他にも若潮、中潮、長潮がありますが、それ程重要ではないのでここでは省きます)

ちなみにご存知かとは思いますが、一日の内で潮が一番満ちている時を満潮(まんちょう)、一番ひいている時を干潮(かんちょう)といいます。

月の満ち欠けのサイクルは約一ヶ月で行われますから、大潮と小潮はひと月に2回づつ訪れるわけです。そして大潮の時の干潮と満潮は地球の自転の関係で、それぞれ一日に2回ずつ訪れます。

要するに、大潮の一週間後には小潮になって、また一週間経つと大潮になるということです。
そして1日単位でみると、満潮の6時間後には干潮になって、そのまた6時間後には満潮になるということです。

この事を踏まえたうえで、磯や干潟に遊びに出かけたり、潮干狩りに行かれたら計画的に楽しめるかと思います。

月と潮の関係はお分かりになっていただけたでしょうか?
この潮の干満が漁に大きく影響を及ぼすわけです。

その及ぼす影響はまた次回!

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